Jitter - Maxのためのヴィジュアル・ツール

Jitterは、Maxに動画や画像をパッチするためのオープンエンド・ツールキットです。 Jitterを使用すると、動画、3Dグラフィックス、エフェクトなどを追加してパッチを拡張することができます。

音を可視化する

JitterをMaxのオーディオおよび自動化ツールと組み合わせることで、ジャンルを超えたインタラクティブなビジュアル・アートを作成することができます。 Jitterを使い、ビデオを分解したり、抽象的なフォームをアニメーション化したり、サウンドとビジュアルの関係を探索することができます。

Jitterは、オーディオをキャプチャしてそれを視覚データに変換したり、ビデオ情報をオーディオ信号に変換したり、これらの要素を自由に組み合わせるためのオブジェクトも搭載しています。

独自のビジュアル・インストゥルメントを構築する

Jitterを使用すると、あたかも楽器を組み立てるかのように、動画や画像にアプローチできます。 JitterオブジェクトはMaxメッセージで制御でき、Maxからのオーディオ・データと統合できるため、Maxで同じMIDIハードウェア・マッピング、エンベロープ・フォロー、モジュレーション・アプローチを使用してビジュアルを制御できます。

モジュラー・ツールを使用して作成

モジュラーVizzieツールキットを付属の多数のサンプル・パッチと共に使用すると、使える素材を組み合わせて視覚的なアイデアをすばやくプロトタイプ化できます。

独自のメディアを持ち込む

Jitterは、さまざまな画像や動画ファイルの種類、3Dモデル、マテリアル形式の読み込みと再生をサポートしています。 つまり、独自のソース素材を持ち込んで、Jitterのインタラクティブなリアルタイム・ツールと組み合わせて、独自のビジョンに基づいて構築されたソフトウェアを制作することができます。

ビデオの再生と録音

動画ファイルや画像ファイルをパッチに直接ドラッグして、メディアの操作を開始します。

3Dモデル、シーン、素材

Jitterは、スキニング、アニメーション、PBRマテリアルを使用できる、さまざまな3Dシーン・ファイルをサポートしています。

3Dグラフィックス

Jitterのオープンエンド3Dグラフィックス・ツールを使うと、生成プリミティブ・ジオメトリを探索したり、ほとんどの環境では非表示になっているグラフィックス・エンジンの一部を操作できます。 完全にレンダリングされた独自のシーンやグラフィックを構築してみてください。

どこまでも深く

Jitterを使うと、基盤テクノロジーをさらに深く掘り下げて、独自のパーツを作成することもできます。 そこで発見したもので、視覚の可能性を探究するための新たな方向性が開かれるかも知れません。

データを視覚化

Jitterには、パッチを流れるデータを探索および追跡するためのUI要素とツールが含まれています。

JitterのためのGen

JitterバージョンのGenを使うと、画像やジオメトリ・データを生成および操作する独自のJitterオブジェクトをパッチすることができます。

シェーダー

Jitterの豊富なインタラクティブ・シェーダー・インテグレーションを使用して、独自のGLSLコードの作成を開始できます。 複数のフラグメント・シェーダーをパッチして、他では実現が難しい独自の効果を作成できます。

ビジュアル・ツールキットを拡張する

コミュニティが作成したこれらのMaxパッケージをJitterに追加すると、さらにクリエイティブなオプションが得られます。

cv.jit

カメラをオンにして、OpenCVライブラリ上に構築されたJitterオブジェクトを使用してコンピューター・ビジョンを探究できます。

VSynth

このジェネレーターとエフェクト・モジュールのパッケージを使用して、アナログ風のビデオ合成を体験できます。

ISF

VidvoxのISF形式を使用して記述されたシェーダーベースのビデオ・エフェクトの完全なライブラリをインポートできます。

Jitterを使い始める

JitterはMaxに含まれていますので、Maxをインストールし、パッチにJitterオブジェクトを追加するだけで使えます。 このページからサンプルをダウンロードして、すぐにJitterを使い始めることも可能です。 より包括的なJitterリソースについては、Jitterリソースの概要をご覧ください。